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     11月はロータリー財団月間です。

      お城とだんじりの街 岸和田
岸和田北ロータリークラブ
創  立 : 創立 1989年1月24日
事務所 :〒596-0054 
 岸和田市宮本町27-1 
泉州ビル2F
 TEL 072-437-2151 FAX 072-437-1653 
例 会 :毎週火曜日 12時30分〜
                  泉州ビルB1 会議室
・url     http://www.knrotary.com
・mail   info@knrotary.com
発行 会報・記録保管委員会  (委員長 mail)

   *** 『各ロータリアンは青少年の模範』  ***  

四つのテスト 言行はこれに照らしてから

1.   真実かどうか
2.   みんなに公平か
3.   好意と友情を深めるか
4.   みんなのためになるかどうか

★ 2006年11月 7日(火) ★

★ ロータリーソング ★

★ 近隣クラブ卓話 ★

     第849回 今週の例会
  
@開会点鐘
A国歌斉唱
Bロータリーソング:「我等の生業」
Cお客様のご紹介
D出席報告
E今月誕生日の方のお祝
F今月結婚記念日の方のお祝
G会長の時間
H幹事報告
I委員会報告
Jニコニコ箱の紹介
K卓 話 「岸和田の街作り」
   大阪府議会議員  永野 孝男 様
       (原  一男 会員担当)      
L閉会点鐘

我 等 の 生 業

我等の生業様々なれど
集いて図る心は一つ
求むるところは
平和親睦力
むるところは向上奉仕
お ゝロータリアン我等の集い
 

 2006年11月12日(日)

     神於山移動例会

    9:00  里の駅集合
   (11月14日(火)を変更)

岸和田ロータリークラブ
2006年11月 8日(水)

 「ロータリー財団について」
         2007-08年度財団奨学生
            岩江 荘介 様

 岸和田東ロータリークラブ
2006年11月10日(金)


  11月4日(土)IMに変更

岸和田南ロータリークラブ
2006年11月 9日(木) 

「法律よもやま話その2」
西出 智幸 会員

今月誕生日の方のお祝

 

6日 川岸 丈一 会員 19日 善野 菊雄 会員
11日 原    一男 会員 20日 藤    静夫 会員

今月結婚記念日の方のお祝

4日 原    一男 会員 22日 根来 文男 会員
13日 善野 菊雄 会員 23日 西出 省三 会員
17日 森垣 確士 会員 25日 古下 悦郎 会員
20日 藤    静夫 会員 26日 川岸 丈一 会員


 


    ★★
 
第848回例会報告 ★★
          2006年11月 4日(土)
 国際ロータリー第2640地区 第6組 I M
  ホストクラブ 貝塚ロータリークラブ

 * * * 本 会 議 * * *

テーマ唱和  ・ ・ ・ 「率 先 し よ う」 

@開会 式 ・ ・ ・  佐納 世志子 IM・SAA

A開会点鐘 ・ ・ ・  尾道  博 ホストクラブ会長

B国歌斉唱 ・ ・ ・ 「君が代」

Cロータリーソング ・  ・  ・ 「奉仕の理想」

Dガバナー・パストガバナー・地区役員の紹介
               
前窪 貫志 ゼネラルリーダー

E
出席報告・参加クラブ紹介
                                塩谷 一朗 登録委員長

2006年11月04日( 土)

会員数  32名     出席義務会員  30名
本日の出席会員 28名  出席率  93.33%
前々回 10月24日は MUを加えて      96・67%
7月4日からの確定平均出席率     95・68%

F開会の辞 ・・・  奥田   稔 実行委員長

G歓迎の言葉・・・ 尾道  博 ホストクラブ会長

Hガバナー挨拶・・・ 三軒 久義 ガバナー

Iゼネラルリーダー挨拶 
・ ・ ・
         
前窪 貫志 ゼネラルリーダー

J講 演

「“虎エコノミスト”
        大いに語る」
(縞模様の『関西経済』  
   を展望する)

大阪学院大学教授
経済評論家  
     国定 浩一 様
(ホームページより引用)


◎関西の経済をどう見ているか

全般的に見ると、関西経済は悪い。

 東京と大阪を比べてみると大阪が悪いことが
 はっきりわかる。新幹線で東京に近づくと、
 大阪にはない都心のビル建設ラッシュという
 風景が目に付く。
 大阪のホームレスが増えている。前職がタク
 シーの運転手だったというホームレスの人が
 多い。景気の変化はタクシーの運転手に聞く
 と分かるというが、そのタクシーの運転手が
 生活を維持できなくなってきているのが大阪
 の現状なのだ。

サラリーマンが金を使わなくなった。

 10年前、サラリーマンの昼食は1000〜1500
 円の外食だった。それが今では、ビル街に現
 れる弁当売りから、買ってオフィスで食べる
 人が多くなった。
 以前は500円を超えていた弁当がだんだん安く
 なって350円を割るようになった。
 今では、500円のがデラックス弁当で200円の
 普通弁当と2極分化している。

個々に見ていくと、こんな寂しい話ばかり
 ではない。芽を出し始めた元気な中小企業
 も多い。

 関西の中小企業の中に、元気に自立して大き
 く羽ばたこうとしている会社が散見されるよ
 うになってきている。
 私はいろいろな経済団体の役員として、ま
 た、「関西明るくやろう会」の代表世話人と
 して、関西の中小企業の方々と深くお付合い
 して、多くの元気な会社をこの目で確認して
 いる。
 関西の企業の力は捨てたものじゃあない。
 関西の経済はまだまだ盛り返していく力を温
 存しているのだ。

関西の元気な中小企業の事例

 これらの会社に共通しているのは、
 @ ITを巧く使っている
 A 新しい味をつけている(新しい技術を加
      えている)
 B 本業の近くで仕事を増やしていることで
      ある。

ネジで成功した会社
  ネジの素材にチタンを使って強さと軽さで勝
  負。

   

 
 航空機用のネジで成長。

押しピンで日本一となった工場
  押しピンに何か新しいコーティングのようなもの
 を施したことがきっかけとなって、いろいろなアイ
 ディアを加えた押しピンで大きく成長。

下請け旋盤屋からアルミの精密加工に特化し
 た会社
 
旋盤をNC−MCに替え、素材をアルミに特化、
 CADを駆使した詳細加工設計で精密な旋盤加
 工のノウハウを確立。全国規模で指名注文を受
 ける会社に変身。

 自分の鉄工場が不振だといって、景気の良さそ
 うなうどん屋に転業しようとするのは安易に過ぎ
 る。 うどん屋にはうどん屋のしきたりやノウハウが
 あって、競争も激しいのだ。いきなり別世界に飛
 びこんだ新参者が勝負して成功する確率は低
 い。それよりは、自分の鉄工場で作っている製品
 に「なんらかの工夫を加えることができないか」と
 考える方が現実的なことである。

 元気な企業は、皆、苦しくなった本業の中に新
 しい工夫、アイディアを加えて変身に成功してい
 るのだ。

◎大阪人(阪神ファン)の特長

 大阪人は、誰か幹事役が引張ったら動く。そし
 て、面白かったらどんどん乗ってくる。無茶な無
 駄使いはしないが、自分が当事者となって、そこ
 にのめり込む。

 阪神タイガースが優勝したら、どれだけの経済
 効果があるか。他の球団だったら、デパートの優
 勝お祝セールでどれだけ売上が伸びたかを計
 算し、その波及効果を計算すれば、優勝の経済
 効果は算出できる。阪神ファンは19年前の優勝
 を今も話題にして酒を飲んでいるのだから、経済
 効果を簡単には計算することはできない。とにか
 く、「ごついぜ」としかいいようがない。

◎こんな大阪人に的を絞った「虎商法」、「アイ
 ディア商法」

 「虎スーツ」(正式には、トラキチネットメンズアパ
 レルという)
  一見すれば、普通のスーツと変わらぬ本格ファ
 ッションアイテムなのだが、一旦胸元を開いて見
 せると誰もがあっと驚く虎マークを敷き詰めた「オ
 リジナル裏地」が現れる。このスーツで新地のバ
 ーなどに出かけスーツの裏地を見せるだけで

 
  大騒ぎになるというシロモノ。今、関西の中小
 企業の社長を中心に1000着を超えた大ヒットと
 なっている。
 
  この「虎スーツ」は、トラキチのアパレルの部長さ
 んが提案したが、会社ではこの企画がボツにされ
 た。この部長さんが退社して、会社を作って、自分
 で売り出した商品なのだというから凄い。

 いかにも関西なタコ船、「オクトバス」:全長21メー
 トル、70人乗り白い船体後部に2.7メートルの大
 ダコのオブジェがくっついているこの船は、道頓堀
 からUSJまでを水上で結ぶ「アトラクション観光
 船」。「USJがサメなら、大阪はタコや!」という発想
 から生まれた、いかにも大阪的名新名物。
 
  「大阪都心に人を呼ぼう」「ミナミを賑やかにしよ
 う」と地元の八つの商店街があつまり、1億4000
 万円の金を集めて作ってしまったもの。奇想天外
 なアイディァに乗ってしまうのが大阪人の特長なの
 だ。

K総括・総評 ・ ・ ・ 前窪 貫志 ゼネラルリーダー

L次年度ホストクラブ紹介 
・ ・ ・
               
三軒 久義 ガバナー

M次年度ホストクラブ挨拶 
・ ・ ・
      貝塚コスモスロータリークラブ 松岡 一友 会長

N閉会の辞 
・ ・ ・ 福井 芳弘 実行副委員長

O閉会点鐘 
・ ・ ・ 尾道  博 ホストクラブ会長

P閉
会式    ・  ・  ・     佐納 世志子 IM・SAA

   

   *** クラブ功労者表彰 ***


この日の懇親会の冒頭、前窪 貫志 ゼネラルリーダーより、根来 文男 会員 と 池内 矢一 会員
クラブ功労者として表彰されました。

 

 

 






     本日のお客様 佐川満男さん
1939年11月9日生まれ・・・。
1959年、スイングウエストに参加、1960年にニール・セダカ作曲の「二人の並木道」でソロデビュー。同年、「無常の夢」が大ヒット。1968年「今は幸せかい」で不動の地位を確立する。1976年より後進の育成にも情熱を注ぎ、自らも俳優としての道を歩み始める。現在、ドラマ・コメンテーター・舞台とまさにマルチタレントとして活躍中。
   

11月・12月の予定表

2006年11月

 ロータリー財団月間

7日(火)

例 会

・定例理事会                 
12日(日)

       ・移動例会

・神於山山麓への植樹(9:00里の駅集合)        
14日(火)

       ・11月12日(日)に変更

 
18日(土)     ・岸和田4RC会長幹事会(季乃陣)
21日(火) 例 会 ・クラブフォーラム(ロ^タリー 財団)        
28日(火)

例 会

         

2006年12月

 家族月間

5日(火) 例 会 ・年次総会
・定例理事会
・次年度のための理事会@  
       
12日(火) 例 会                   
19日(火) 例 会                 
22日(土)        ・クリスマス忘年例会
・新会員歓迎会
 
26日(火)     ・12月22日(土)に変更 ・        










 
 岸 和 田 の 昔 話        と 赤 鬼          足立  俊
 むかしなぁ、岡山から包近(かねちか)の辺りはなだらかな草の丘でなぁ、桃は1本もなかったころのことや。 ナミはひとりで春奈(はるな)摘(つ)んでた。ナズナ・ハコベラ・ホトケノザ、籠(かご)の中は七草(ななくさ)のええ香(かお)りでいっぱいやった。 帰ろ、と目ぇ上げてびっくりした。鬼が3匹立っちゃぁるんやもん。いちばん大(おっ)きな赤鬼がニターッと牙(きば)むき出して、「お前、えらいべっぴんやなぁ。なんて名ぁや?」 牛のよな太(ふっと)い声で尋(たん)ねた。 「うち、ナミ」 「ナミ、お前、俺(おら)の嫁(よめ)になれ」 とたんに、後(うし)ろで青鬼と黒鬼が、 「そうや、兄きの嫁になれ!」 「決(き)ぃまった、決(き)ぃまった!」 て、おがった。 「うち、いやや」 ナミは泣きもって家へとんで帰った。 3匹の鬼はナミの家までおしかけてきて、どうでもナミを嫁にくれ、いうて、聞けへんかった。親どもは土間(どま)に額(でこ)をこすりつけて鬼にたのんだ。

「堪忍(かに)してくれぇ!ナミはまだ子供や!」「年(とし)、なんぼや?」   「13、いや、12や・・・・・・」   「そら、ちっと若すぎるなぁ」 赤鬼は、えらそに腕(うで)組んで、 「ほな、3年待っちゃろ。夏祭りの太鼓(たいこ)聞いたら、嫁取(よめと)り行列こしらえて迎(むか)えに来るでぇ」 「よう覚えとけよ!」

弟鬼どもがすごんだ。 「約束破ってみぃ、村の娘ども、みぃんな攫(さろ)て、食(く)てまうぞ!」
 やっと鬼は帰った。 「えらいことになったなぁ」 親子3人抱(だ)き合(お)うてないてるとこへ、お寺の五郎がやってきた。 五郎は孤児(みなしご)で、小(ちっ)さい時分(じぶん)から和尚(おじゅつ)さん

 
 に引き取られて育ったけど、元気のええ若い衆(しゅ)や。わけ聞いて、目ぇ釣(つ)り上げた。

 「悪いやっちゃ。俺、捕(つか)まえて退治(たいじ)しちゃる!」 「やめとき。鬼に逆(さか)ろうてみぃ、

八(や)つ裂(ざ)きにされてしまうでぇ」止めるのも聞かず、とび出した。

 丘越え、野越え、林をぬけた。牛滝(うしたき)の川渡(わた)り、巻尾(まきのお)山のふもと走って国

分(こくぶ)の峠(とうげ)にさしかかったころ、日が暮れた。 ヤブの向こうに火が見えた。焚火(たきび)

や。用心しぃもって近付くと、煙の中に大(おっ)きな鬼の影(かげ)が浮かんでた。

血ぃのしたたる猪肉(ししにく)さかなに瓢箪(ひょうたん)の濁酒(どぶざけ)ぐびぐび飲んで、青鬼がお

がった。「兄きぃ、べっぴんの嫁さん見つかって、よかったなぁ。次は俺(おら)たちの番やでぇ」

「おう、わかってらぇ。あの村ぁ、桃が一本もないよって、なんぼでも行けるがな」「そやっ。桃みたいなも

ん植えられたら、もう、うかうかと行かれへん。桃の実ぶつけられたら死んでまう」 3匹の鬼どもは、お

っとろしげに顔見合わせた。 −そうか! 五郎は大(おっ)きくうなずいて、その場を離(はな)れた。

 「桃の苗木(なえぎ)が欲しいて?ほな、紀州(きしゅう)の知り合いに仰山(ぎょうさん)作ってる人がお

るよって、たのんじゃろ」 和尚(おじゅつ)さんに手紙書いてもろて、五郎は旅に出た。
 
「ナミよ、待っていや。桃の木いっぱいお前の家の周りに植えて、鬼めら追っぱらっちゃるでぇ。大事な

お前を鬼なんぞに盗(と)られてたまるか!」 紀州についた五郎は桃屋敷(ももやしき)ちゅう大(おっ)

きな家に住み込んで、桃作(ももづく)りを手伝(てつと)つた。 朝早(はよ)うから日暮れまで、草むしっ

て、肥(こ)やしやって、虫取った。 薄桃色(うすももいろ)の花咲いて、やがて小(ちっ)さい実がなっ

て、ひと雨ごとにふくらんだ。1番肥(ご)え、2番肥(ご)え、3番肥(ご)えと肥(こ)えやった。大(おっ)き

な桃をとるにゃあ余分な実ぃは摘(つ)まんならん。鳥に食われんように袋(ふくろ)もかぶせんならん。
 
五郎はそんな仕事をひとつひとつ、しっかり胸にきざみ込んだ。
 
空いっぱいにうろこ雲が広がる秋になった。 苗木入れた籠背負(かごせお)て、五郎は帰り道を急(い

そ)いだ。 「ナミ、もどったでぇ。桃の苗木や。はよ植えよ」 神於山(こうのやま)のもみじが日に映(は)

えた。ナミの頬(ほお)も赤(あこ)なった。 ふたりして畑作った。
 
野分(のわ)けが吹きはじめるころ、やっと全部の仕事が終わった。 一本も枯(か)らしたらあかん。どう

でもこの冬越ささんならん。毎日見廻って水やった。 身ぃ切るよな吹雪(ふぶき)が吠(ほ)えてる夜遅

(おそ)うに、五郎はナミを畑で見付けておどろいた。 「なにしてるんや。かぜひくやないか」
 
ナミは、凍(こご)えそな苗木を見つめて、目にいっぱい涙を溜(た)めていた。「うち、死んでも鬼の嫁

にいくのいやや。苗枯れたらどないしょう」 五郎はクシュンと鼻すすった。「よっしゃ。藁(わら)で囲っ
 
ちゃろ。心配いらん。枯らしてたまるかぇ!」春になった。桃の木は幹もしっかり太(ふと)なって、ぐんぐ

ん枝のばし、葉ぁも茂(しげ)ったが、ナミと五郎はびくびくしながら夏祭りの太鼓(たいこ)を聞いた。 

−あと1年。それまでに、どうでも桃を実(みの)らさな・・・・・・− また秋が来(き)、寒(さぁむ)い冬が去

んで、3年めの春。とうとう桃の花咲いた。いっぱい、いっぱい実がなった。 「何(なん)なら、あれぁ?」
 
「桃や。村間違(まちご)たんちゃうか」 鬼の嫁取り行列は丘の上で止まってしもた。
 
ナミの家は、屋根も見えへんほど桃の木が茂(しげ)ってるんや。 「俺(おら)の嫁さんはどこなら?3年

も待ったんやぞぉ。ナミー、ナミーッ」   赤鬼は火だるまみたいになって駆(か)け出した。

ほかの鬼たちも、どっと村へ駆(か)け込(こ)もうとした。 と、バラバラバラ・・・・・・雨あられと桃の実が飛

んできた。赤(あこ)なった大(おっ)きな桃の実や。 「ギャーッ、桃や、桃やっ」 逃げも避(よ)けもでけ

へん。おでこにビシッ、お尻(しり)にビシャッ、胸(むな)いたにバシーン!  「アッツ、ツツ・・・・・・」

桃と赤鬼の挿絵

「イテッ、テ、助けてくれぇ」 あわくった鬼どもみんな、命からがら逃げ散ってしもた。 「やった、やった

ぁ」 「やったぞう」 木陰(こかげ)から飛び出したんは、五郎、ナミ、お父(とう)にお母(かあ)、助(す

け)っ人(と)にきた若い衆(しゅ)や。 鬼どもを追い散らした後(あと)、みんな、ナミの家に集まった。

「おう、こら、うまい」 みな、桃かじった。 「こないにうまい桃、はじめてや」 「いやぁ、ほんまや」 「ほん

まにうまいぞう」 「よかったなぁ、ナミ」 「おおきに、五郎」 桃の木陰(こかげ)で、ふたりはしっかりと手

ぇ握(にぎ)り合(お)うた。 その秋、五郎とナミはめでたく祝言(しゅうげん)あげた。 それから、岡山や

包近(かねちか)の村じゅうどっこでも、いっぱい桃を作るようになったんやてぇ。