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★ 2006年11月21日( 火) ★ |
★ ロータリーソング ★ |
★ 近隣クラブ卓話 ★ | ||||||||
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第851回
今週の例会 |
それでこそロータリー どこで会っても やあと言おうよ
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こ と わ ざ 事 典 情は人の為ならず よかれと思って人に情をかけるのは確かに人のためだが、それだけでなく、その行いはめぐりめぐって自分に帰ってくるものだ。 |
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11月に咲く花 蝦蛄葉サボテン (しゃこばサボテン)・茎が、海老に似た蝦蛄(しゃこ) |
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● 9:00 里の駅集合⇒作業現場に移動 ●09:50 作業説明 ●10:00 作業開始 ●11:30 伐採材を使って遊具作り (保全クラブ担当) ●12:00 作業終了〜国見の森広場へ移動 ●12:20 セレモニー開始 会長挨拶・来賓挨拶(岸和田市 明瀬正武 筆頭助役)・助成金の贈呈 ●12:30 ボーイスカウトと一緒に昼食 ●13:30 解 散 |
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11月・12月の予定表 |
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2006年11月 |
ロータリー財団月間 |
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| 21日(火) | 例 会 | ・クラブフォーラム(ロ^タリー 財団) | |
| 28日(火) |
例 会 |
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2006年12月 |
家族月間 |
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| 5日(火) | 例 会 | ・年次総会 ・定例理事会 ・次年度のための理事会@ |
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| 12日(火) | 例 会 | ||
| 19日(火) | 例 会 | ||
| 22日(金) | ・クリスマス忘年例会 ・新会員歓迎会 |
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| 26日(火) | ・12月22日(土)に変更 | ||
| 岸和田のむかし話 月 の し ず く 藤田 保平 |
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じさまとばさま、今までひと言も喋(しゃべ)ったことのない芋の子姫がものをいうたんで、びっくらして、 「今、何ていうた?」 「水を大事に、池に満水」 いうてる意味よう判らんけど、なんせ初めていうたこっちゃ。 「いう通りせえ、いう通りせえ」 て、あくる日から水を大事にして、じさまはちゃっちゃと池へ水を張るように段どりした。 村のもんら、 「この冬のさ中に池い水張ってどないすんなら、春になったらヘドつく位雨降んのに」 て笑(わろ)てるけど、 「ほやのう」 て、じさま、そんなことに取り合わんとちゃっちゃと仕事したんや。 それから2へんお月さんが円(まる)うなったんやけど、芋の子姫はきゅっとも喋(しゃべ)らんとニコニコの毎日やった。 いっつもの年やったら、また雨かえていう時分になって、一粒の雨も降らん。村のもんら青なったけど、じさまのお陰で苗代(のしろ)もでけて田植もでけた。 お月さんが円(まる)うなるたんびに、ぷくっと大きなる芋の子姫。田の稲が青々となる時分には、田んぼ巡(まわ)りするじさまの後にひょこひょことついて歩くよになった。ついて歩いてるさ中に、 「虫送り、虫送り」 ていうた。2度目の喋(しゃべ)りや。前の事もあるさかい、芋の子姫を抱えると、じさま飛んでいんで、村のもんらに、 「今夜、虫送りやど」 ていうといて、ちゃっちゃと松明(たいまつ)のこしらえしたんや。村のもんらも、 「けったいなじさまや」 ていいもって、みなこしらえして、日の暮れんの待って、村中の田の畦(あぜ)を松明(たいまつ)に火つけて、 「ムーシ送り、虫送り」 て唄(うと)て歩き廻った。 その年の秋は今までにない程仰山(ぎょうさん)に米がとれて、村のもんら大喜びやった。けど、近所の村ら可哀想なもん。水が無(の)うて田植出来んとこい、やっとこせ植えた稲が根虫やウンカに喰われて散々のてたらく。 それから後も、「嵐が来る」「霜が降(お)りる」「雷が落ちる」「大雨が降る」……て、村のもんらにとって有難いことを、ちょこっと喋(しゃべ)るだけで、後はニコニコ。可愛らしい娘になり、美(うつ)つくしい娘になっていったんや。 それだけやないんや。ばさまのすること、じっと見てるかと思たら、次からわがでやるんや。飯を炊(た)いても、おかずをこさえても、 「なんでこないにうまいんやろ」 て、たんびにびっくり。糸を紡(つむ)いでも機(はた)織っても、手早い上に出来(け)上りの見事なこと。 評判が評判呼んで、近郷近在はいうに及ばず、京の都からも嫁にもらいたい、養女に迎えたいて、ひきも切らず。じさま、ばさまに贈り物をして、何とかて頼み込むんやけど、じさま、ばさまにしても手離しとないし、当の本人は最初(はな)から取り合わず、いっつもニコニコして首を横に振るだけやった。 3年経(た)った秋の満月の晩に、芋の子姫が、じさま、ばさまの前いぴったりと手をついて、 「長いこと、ありがとございました。お名残(なご)りは惜しゅうございますけど、あの満月が三日月になる時分に、おいとまを頂きます。可愛がってもろて、こない大きゅう育ててもろて、何の恩返しもせずにおいとまするのは心苦しゅうございますけど、これも運命(さだめ)と思(おも)て、お許し下され」 いつもニコニコしてる両の目から、真珠粒のよな涙をポロッとこぼした。そらもう、じさまとばさまのびっくらしたこと、雷が百も一ぺんに落ちたよに思(おも)た。 「そらまた、なんでなら?」 「なんでやいな、何ぞ、気に入らんことでもあんかいな」 二人は何とか思い止めよと思て、いろいろいうんやけど、芋の子姫はただただ泣くだけやった。 2日、3日、4日……、満月が段々に細なって行く。じさまもばさまも、もう引き止める言葉も手段(てだて)もないよになってしもて、ただただ三人肩を抱き合うよにして泣くだけやったけど、6日、7日と、いよいよお月さんが細なって行くのを見て、じさまは、「よっしゃ、こういう運命(さだめ)やったんやろ。わしらも辛いけど、お前も辛かろ。もうこれ以上はいわん、別れに何ぞして欲しいことあったら、わしらにさしてくれ」 芋の子姫が涙の顔を上げて、 「甘えて悪いけど、田芋のズイキの皮をはいで長(なご)うにつないでもらえんやろか」 「そうかえ、そんなこっちゃったら易いこっちゃ」 あくる日から田ぁじゅうの田芋のズイキを切ってきて、皮をむいて、長(なご)うに長(なご)うにつないでった。 お月さんが細うなって、もう今夜で終(しま)いかいなちゅう晩。芋の子姫がじさまとばさまに、 「いよいよ、お別れのときが来ました。お二人とも、お達者で」 ズイキの皮の先い小芋を一つ結びつけて、それを分銅(ふんどう)にピュッと細う細うなったお月さんに投げ上げて、綱渡りするように、涙の顔で見上げてるじさまとばさまに何度も何度もおじぎして、遠い遠い空の向こうへ見えんよになってしもた。細うなったお月さんの、夜明けがた。その細い細い先っちょから、ポトッて雫(しずく)が落ちて来たけど、じさまもばさまも、ほかの誰(だあ)れも見たもんはなかったんや。 それから後、じさまとばさまの家に月の光が差し込むと、芋の子姫のこぼした涙のあとが、いつまでも、キラキラと光っちゃったそうな。 昔も昔も、どーっと昔の話や。 ![]() |